アジサイ〜七変化の花
2009-07-05


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梅雨まっただ中のこの季節。街を彩る主役はやっぱり「アジサイ」。
雨にしっとりとぬれたアジサイは、一際あざやかで、我々の目を楽しませてくれます。

そんなアジサイ、ご存じの方は多いと思いますが、「七変化の花」ともいわれています。
咲いているうちに、花の色が変わっていくことから、このように呼ばれていて、花言葉は「移り気」です。

アジサイの花の色は、土壌の酸性濃度によって変わると言われています。一般的に、土壌が酸性だと青く、アルカリ性だと赤くなります。
まるで、リトマス紙みたいですね。

そんなアジサイの原産国は日本です。
もともと、ガクアジサイと呼ばれる品種が日本に自生していました。小さい両性花と、まわりの大きな装飾花から成っています。
よく見かける、花が手毬状に咲いているアジサイは、ガクアジサイを品種改良したもので、セイヨウアジサイと呼ばれています。
つまり、ガクアジサイが「原種」といったところでしょうか。

色に関しても、日本の土壌は酸性濃度が高いため、もともとは青色だったそうです。

写真は、日本に自生していたガクアジサイです。
とある公園の水辺に咲いていたのですが、花の青色と葉の緑色があまりにも鮮やかだったので、写真を撮ってしまいました。

忙しい日々、ついつい素通りしてしまうアジサイですが、ちょっと足を止めてアジサイを見てみませんか。
健気に咲くアジサイを見ていると、ほんの少しでも心を休めることが出来ると思いますよ。
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