まずは、品川にある荏原神社の寒緋桜から。
寒緋桜は桜の原種の1つ。日本では沖縄地方で自生していて、本土には園芸用として持ち込まれました。濃いピンク色と釣り鐘状に咲く花が特長で、多くの園芸品種の片親になっています。
あまり見かけない花ですが、このところ有名になってきた河津桜は、寒緋桜と大島桜の自然交配種と言われ、濃いピンクと早咲きなのは、この寒緋桜の影響だと思います。
荏原神社の境内に咲く寒緋桜(2017/1/28撮影)
この神社ではご神木として大切にされています。原種のため、株によって咲く時期が異なっており、荏原神社の寒緋桜はかなり早めに咲く株のようです。
花の特長は、濃いピンク色と釣り鐘状に咲くところでしょうか。
真冬の濃い青空によく映えます。
恵比寿様と寒緋桜。梅がまだつぼみの時に楽しめる桜です。
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